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2025年4月は庚辰，偏印，養の月
庚辰は「春の鉄」。庚は金属、辰は春の土。春の土の中に眠っていた金属が芽吹きとともに形を現してくるようなイメージです。
まだ柔らかく、未完成ながらも、これから鍛え上げていくことができる「精錬する前の鉄鉱石」のような存在。それが庚辰の持つ世界観です。
偏印は発想力と想像力が豊かな星。外に出ていくよりも、内に向かうこと、自分自身の興味・関心を深めることに意欲が高まります。
誰かと比べるのではなく、自分だけの世界、自分が面白いと思うことに集中できる月です。
偏印はまた「占い」や「スピリチュアル」ともご縁のある星なので、不思議なシンクロや直感の働きにも敏感になる時期です。
十二運星は「養」。養は赤ちゃんの星であり、周囲に甘えたり助けてもらうことで育っていく性質を持ちます。
自分ひとりでがんばろうとせず、誰かのサポートを素直に受け取りながら、自分を大切にしていくことが開運の鍵。無理に結果を出そうとしなくてOK。
人に頼ることで世界が広がり、あなたの魅力が自然と引き出されていきます。
今月は、外向きの行動よりも、内側の豊かさや成長にフォーカスしたいとき。無理せず自然体で、自分を甘やかすくらいがちょうどいい。
夢中になれることに取り組む中で、思わぬ才能や人とのご縁が芽生えていくかもしれません。
日干ごとの2025年4月の運勢
日干ってなあに？
日干が甲（きのえ）の人は偏官，衰の月
偏官は行動力を高める星で，何事にも前向きに取り組み，結果を出していく力を与えてくれます。衰は人生経験豊かな老賢者の星です。
今月の甲さんは，相談されることが多くなるかもしれません。
自分が先頭を切って動くわけではありませんが，相談役，調整役，見守り役として，人のために動きまくる運気です。
これまでの経験をもとによく考えてアドバイスをすると感謝されるでしょう。
よく考えながら動くことを心がけると今月の星をよく使えます。
ただし，考えすぎると動けなくなるので，どこかでエイヤっと動きましょう。
また，逆にワーカホリックになる可能性もあるので，考えることと動くことのバランスを取るのが吉です。
日干が乙（きのと）の人は正官，冠帯の月
正官は真面目さ・責任感・信頼を象徴する星。
冠帯は新成人のような若々しい勢いと社交性を持つ星です。
今月の乙さんは、まじめにコツコツと取り組む姿勢が評価されやすい時期です。
任されたことを丁寧にこなすことで信頼を集め、自然と人が集まってくるでしょう。
特に目上の人とのご縁に恵まれやすく、「ちゃんとしてるな」という印象を与えることでチャンスを得やすくなります。
また、冠帯の勢いあるエネルギーにより、新しい出会いやチャレンジにもツキがあります。
若干頑固になりやすい時期でもありますが、柔軟さと礼儀正しさを意識すれば良い流れに乗れるでしょう。
自分の信念を大切にしながらも、人の意見に耳を傾けることでさらに魅力が増す一ヶ月です。
日干が丙（ひのえ）の人は偏財，冠帯の月
偏財は「人脈」と「財」の星。自分からどんどん外に出ていき、人と関わっていくことで運気が上がる星です。
人とのご縁がお金を引き寄せます。
冠帯は新成人のようなエネルギッシュさと社交性を持つ星で、華やかさや注目を集める力もあります。
今月の丙さんは、まさに“動けば動くほど運が開ける”時期。
たくさんの人と出会い、さまざまな場所に顔を出すことで、新たなご縁やチャンスを掴めるでしょう。
買い物、投資、交際費など、お金の出入りも増えるかもしれませんが、使った分だけちゃんと返ってくる運気です。
また、冠帯の勢いがある時期なので、「ちょっと無理かも」と思うようなことにも果敢に挑戦してみてください
。結果を気にしすぎず、まずは一歩踏み出してみることが吉。
華やかな場や人前に出る機会も増えそうなので、見た目を整えることも開運ポイントです。
日干が丁（ひのと）の人は正財，衰の月
正財はコツコツと積み上げる堅実な星で、誠実な努力が実を結ぶ性質を持っています。
衰は落ち着いた老賢者のようなエネルギーで、豊富な経験や知恵をもとにじっくりと物事に取り組むことができる星です。
今月の丁さんは、派手な行動よりも、地道な努力と信頼の積み重ねがカギ。
人のために尽くすことが自然とできる時期なので、仕事でも家庭でも「丁さんがいてくれて助かった」と感謝される場面が多くなりそうです。
「目立たないけど必要とされる」そんな立ち位置が運気を高めます。
表に出るよりも縁の下の力持ち的な役割に回ると、あなたの本来の良さがより引き立ちます。
ただし、真面目にやりすぎて疲れてしまわないように。時には小さなご褒美や癒しの時間を取り入れて、自分自身を労わることも忘れずに。
日干が戊（つちのえ）の人は食神，冠帯の月
食神は「楽しむ」ことがテーマの星で、おおらかさや豊かさをもたらしてくれる星です。
冠帯は新成人のような希望と勢いにあふれた星で、フレッシュな社交性と華やかさを持ち合わせています。
今月の戊さんは、「楽しい！面白い！」と感じることに積極的に取り組むと、自然と周囲に明るさと安心感を届けることができるでしょう。
人前に出たり、SNSでの発信など「目立つこと」にツキがあります。少し派手なくらいのファッションや表現も吉。
また、食神の星は“衣食住”の喜びとも縁が深く、食べる・しゃべる・くつろぐ時間を大切にすると運気がアップします。
外食やお出かけも積極的に。楽しいことを追いかけているうちに、不思議と良い出会いやご縁も巡ってきそうです。
ただし、調子に乗りすぎるとだらけたり、浪費に走ることも。
のびのびしながらも、「ここは決める！」という場面ではしっかり切り替えていくと、星のエネルギーを最大限活かせます。
日干が己（つちのと）の人は傷官，衰の月
傷官は繊細で独創的な感性を持ち、じっくりと自分独自の世界観を突き詰めていく表現者タイプの星です。
衰は豊かな経験と知恵をもとに、静かに内省しながら進む老賢者のようなエネルギーです。
今月の己さんは、自分の世界観を深めたり、クリエイティブな活動に集中するのにぴったりな時期です。
急いで動くよりも、一度立ち止まって考え、じっくりと物事に取り組む姿勢が運を開きます。
自分だけのこだわりを貫く中で、他の人にはない「味」が輝き出すでしょう。
また、傷官のエネルギーは“感情”に敏感になりやすい星でもあるため、今月は気分の波や他人の言葉に揺さぶられる場面もあるかもしれません。
でも、それはあなたの感受性の豊かさゆえ。繊細さを責めるのではなく、「私はそう感じるんだな」と自分に優しく寄り添ってみてください。
また，美しいものを見ることで，心が和みます。
無理に人に合わせず、自分のペースでOK。
静かに集中して取り組むことで、表現力や創造力がぐんと高まる時期です。
日干が庚（かのえ）の人は比肩，養の月
比肩は「自立・自分軸」の星で、自分の意志で道を切り拓いていくエネルギーを持ちます。
養は「赤ちゃん」の星で、人に愛され可愛がられる素質と、素直さ・ピュアさを象徴しています。
今月の庚さんは、自分らしさが自然と輝く時期。「頑張らなくても、そこにいるだけで人に安心感を与える」ような不思議な魅力が発揮されやすいでしょう。
無理に成果を出そうとせず、自然体でいることがむしろ運気アップにつながります。
また、比肩の自立心と養の可愛らしさが組み合わさる今月は、“自分を育てる”のにぴったりなタイミングでもあります。
学びたいこと、伸ばしたい分野に取り組むと、周りが自然と応援してくれる流れがやってくるはず。
「頼っていい」「甘えていい」ことを素直に受け入れると、思いがけないご縁やチャンスに恵まれるかもしれません。
自分の強さと可愛さ、両方を大切にすると、周囲との関係性もぐっと優しく豊かになる月です。
日干が辛（かのと）の人は劫財，墓の月
劫財は「仲間・絆・突破力」を表す星で、自分と価値観の近い人と強くつながる力を持ちます。
墓は「深く掘り下げていく探求と集中の星」で、内省と持久力を象徴します。
今月の辛さんは、「自分にとって本当に大事なことって何？」という問いに向き合う流れになりそうです。
周囲の動きに合わせるよりも、自分自身の信念や価値観をしっかりと見つめる時間を持つことが運気アップの鍵になります。
一見、静かな運気に感じるかもしれませんが、心の奥では確かな変化や再確認が起きているはず。
墓の星は「自分の世界に深く潜る」ことを得意とするため、興味のあることにとことん集中して取り組むのもおすすめです。
また、劫財の星が入る今月は、「信頼できる人との関係性」にもスポットが当たります。
ひとりで抱えすぎず、本音で語り合える仲間と話すことで、心が軽くなることも。
逆に、人間関係でストレスを感じるときは、距離感を見直してOK。
外よりも内を耕す時間にすることで、大きな“心の基盤”が育っていく月です。
日干が壬（みずのえ）の人は偏印，墓の月
偏印は「直感・ひらめき・オリジナリティ」を表す星で、独自の視点で物事を捉えるのが得意な星です。
墓は「集中・探求・内面の深掘り」を象徴する星で、静かに物事を深めていく力があります。
今月の壬さんは、表に出るよりも“内側の世界”を豊かに育てる時期。
ひとりで黙々と考えを深めたり、自分の好きなことをとことん追求する時間にツキがあります。
インスピレーションが湧きやすい月なので、ふとしたひらめきをメモしたり、SNSでアウトプットしてみるのも◎。
また、偏印の「自由でマニアック」な星と、墓の「こだわりを持って深掘る」星が重なるこの時期は、ちょっと変わったアイディアが生まれやすいです。
周囲と違っても気にせず、「自分が面白いと思えること」に集中するのが運気の流れに乗るコツです。
ただし、偏印×墓は「考えすぎ・ひとりで抱えこむ」傾向も強め。
煮詰まってきたら、気の合う人との雑談や、お気に入りのカフェ・散歩などで気分転換を。
自分の内側と対話するこの月が、後々の大きなアイディアや進展に繋がるでしょう。
日干が癸（みずのと）の人は印綬，養の月
印綬は「学び・知性・保護」を表す星で、知的な活動や人に教えること、また何かを丁寧に受け取ることに向いています。
養は「赤ちゃん」の星で、可愛がられ、守られながら成長していく性質を持っています。
今月の癸さんは、ふんわりとやさしい追い風の中で、心と体をゆっくり育てていくような運気。
自分のために学びたいことを始めたり、癒される時間を意識的に作ることで、じわじわと運気が整っていくでしょう。
人からのサポートや応援も入りやすく、「それ、やってみたら？」と声をかけられたことが良いご縁やチャンスに繋がることも。素直に受け取る姿勢がツキを呼びます。
また、印綬の学びと、養の純粋さが重なる今月は、スピリチュアルなこと・目に見えない世界への感性も高まりやすい時。
本や講座、動画などを通して「知る喜び」「深くわかる楽しさ」を味わえるかもしれません。
無理に背伸びするよりも、ありのままの自分を大切に。
ふと心が動いた方向へ、そっと足を向けてみてください。そ
れがきっと、癒しと学びの重なる“ご褒美”のような月になるはずです。
