2025年6月は午壬,正財,胎の年
壬午は真夏の海です。太陽が明るく照らし,青い海がどこまでの広がっていく雄大な風景をイメージしてみましょう。夏休みの陽気で開放的な気分でのびのびとできるような雰囲気です。外に発散するエネルギーが強いので,アウトプットにも向いています。
正財は,新社会人のようなやる気と真面目さを持つ星です。胎は胎児の星で,好奇心にあふれ,いろいろやりたい星です。
今月は,何かやりたいことがあったら,思い切って始めてみるとよさそうです。興味を持ったなかで,ひとつ選んで始めてみましょう。コツコツ取り組み,心ゆくまでやっていくことで,伸びていき,成果にもつながっていきそうな運気です。
日干ごとの2025年6月の運勢
日干ってなあに?
日干が甲(きのえ)の人は偏印,死の月
偏印は知性の星で,発想力,アイデアの星です。死は,怖い意味ではなくて,区切りをつけたり,最後までやり遂げる,見極めるエネルギーを持つ星です。
今月の甲さんは,アイデアが沢山湧いてくるかもしれません。そのアイデアを頭の中だけで終わらせることなく,どうやったら現実化できるか,どうやったら向上できるか突き詰めて考え,実行に移せる運気です。一度実行に移したら,最後までやり遂げたくなりそうです。
偏印は,非日常の星で,世の中の枠組みにとらわれないところが良いところです。約束事のような大事なことは押さえておきつつ,自由な発想を楽しむとよいでしょう。
死は,目標達成力がアップする反面,自分を追い込みすぎたり,他人に厳しくなりすぎたりする場合もあります。
客観的にみることを心がけながら,バランスを取ることもときには大事になってくる月です。
日干が乙(きのと)の人は印綬,長生の月
印綬は知性の星で,体系化されたことを学んだり教えたりするのが得意な星です。
長生は,長男長女のまとめ役の星で,学習意欲も高い星です。
今月の乙さんは,何かを学ぶことに目が向きやすそうです。今学んでいることがあれば,学ぶ時間を取ることを意識すると良いかもしれません。また,何か学び始めるにも適した月です。表立った成果よりは,内面の成長が期待できるでしょう。
今月は,心配性になったり,人のことを優先して自分のことが後回しになってしまったりする星回りでもあります。
今やっていること,新しく始めようとすることが,自分の名誉につながるのかどうか,本当にやりたいことかを問いかけてみて,答えが「イエス」なのであれば,やりたいことのために時間を確保するとよいでしょう。
また,心配性になったときは,対応策まで考えておくと安心につながります。
日干が丙(ひのえ)の人は偏官,帝旺の月
矛盾するようですが,人間ですので,動きすぎるとワーカホリックでしんどくなるところもありますので,バリバリ動いて休息もしっかり取るなど,バランスも心がけましょう。
日干が丁(ひのと)の人は正官,建禄の月
日干が戊(つちのえ)の人は偏財,帝旺の月
人付き合いが良すぎて,交際費がかさんだりする可能性もあります。時には断る勇気を持つことも必要になる星回りです。
日干が己(つちのと)の人は正財,建禄の月
正財は新社会人のやる気とこつこつやるエネルギーを持つ星です。建禄は,壮年期の安定したエネルギーを持つ星です。
この組み合わせは,ベテランの経理とか,ベテランのSEとか,そういう感じがします。
華やかさはありませんが,この人がいてくれるから,組織が安定して回っていて,みんな頼りにしているイメージです。
安定して仕事ができる反面,すぐに決めるのが難しい面も出てきそうです。
即断即決は避けて,人の話も聞きながら決めていけるとよさそうです。
また,ひたすら仕事して休むのを忘れてしまうような運気でもあるので,休むときは休むメリハリを心がけるとよいでしょう。
日干が庚(かのえ)の人は食神,沐浴の月
今月は,人の目を気にしすぎると運気を下げます。自分のセンスを大切に過ごすのが吉。
日干が辛(かのと)の人は傷官,病の月
ただし,傷官は傷つきやすい面を持つので,理解してくれる人とのつながりを持っておくのが精神面の安定を保つのによいです。
日干が壬(みずのえ)の人は比肩,胎の月
日干が癸(みずのと)の人は劫財,絶の月
劫財は自我の星で,仲間とともに長期展望で野望をかなえていく星です。
絶はあの世の星で,この世の理から脱して,マルチに想像を超えた範囲で動ける星です。
今月の癸さんは,「今月」という範囲にこだわらずに動くとよさそうです。「時間を意識しない」というのもアリですし,長期展望で考えるというのもアリだと思います。
この世の理から脱すると,不思議と現実が見えてくる,そんな星回りでもありそうです。目先にとらわれずに根回しをしたり,ライバルと競争したり,仲間と協調したり,ということが自然とやりやすくなりそうです。
損得勘定や自分だけ得して相手を蹴落とすような態度,また,自己嫌悪や反省は運気を下げるので,いろんな意味で目先を超えた視点を持つのが吉。