
どういうスタンスで,占星術,四柱推命と付き合うかは人それぞれで,私の場合は,心理色が強くなりがちです。
心理占星術もつい見てしまうもののひとつです。
心や人生の深みに触れる感じがすごすぎます。
新里ひろきの心理占星術 海王星牡羊座時代のはじまり(2025-2039):共感から行動
https://youtu.be/ab69u0QVNLI?si=SEtYBKExdy2yMF9l
で質問に回答していただきました。
講座で体系的に学んでいくのと,ケースで学んでいくのは全く違ってくると感じます。
特に,自分のケースに引き付けて考えることができると,占星術に関する知識や洞察が深まり,さらに,自分の人生についても深く知ることができるという,2倍おいしいことになります。
深く解説してくださった,石塚隆一先生,新里ひろき先生に感謝いたします。
私の場合:出生の土星オポ海王星,冥王星,水星のテーマがトランジットの海王星,土星により浮き彫りに
質問内容と回答の概要
今回の質問は,牡羊座海王星にちなんだものということで,以下のような内容を聞いてみました。
2025年に入り,先々の収入などを考えて,副業として,四柱推命や心理学の講座を出してみました。
が,今年を振り返ってみると,副業へのアクションを起こしてはいるものの,結果的には,家族関係や新たな人間関係の深まりによる精神的満足みたいなものに向かっているのではないか?
まとめると実利(収入)に向かうはずが,人間関係での精神的満足に向かっているのではないか?
ということを質問しました。
お二方の回答のコアの部分は,
実利(収入)と精神的満足を分けて考える傾向が出生チャートから読み取れるが,必ずしも分けて考える必要はない。
実利と精神的満足を統合して全体的な充足に向かうという方向もある。
海王星が重要なポイントにある場合,心の状態が何を求めているのかについて考えさせられることはあり得る。
心の優先順位を見据えながら対処していくとよいのでは?
という点で,
ものすごく雑にまとめると,私自身の出生チャートのテーマが,トランジットの海王星,土星によって浮き彫りになっている時期であり,そのテーマに取り組んで一皮むけていく時期ではないかということです。
出生チャートのポイントと2025年の動き
現在,トランジットの海王星と土星が,牡羊座0度付近をウロウロしています。
その動きを踏まえて,
出生チャートでポイントとなるのは,
- 1ハウス双子座土星と7ハウス射手座海王星がオポジション
- アセンダントとMCのミッドポイントが牡羊座0度,冥王星が5ハウス天秤座0度で牡羊ポイントにある
- 水星が11ハウス牡羊座4度で,2ハウス(収入,個人的充足)双子座の支配星
の3つです。
1. 1ハウス双子座土星と7ハウス射手座海王星がオポジション
出生のこの配置が,実利(土星)と精神的満足(海王星)とを二項対立的に捉える,葛藤を引き起こす傾向につながっているのではないかということでした。
さらに考えてみると,私の出生の土星は,双子座にあります。
双子座は物事の二面性を表したり,二元的に物事を捉えたりすることを表します。
社会に向けて何かするときに,二元論的に考える癖がありそうだと感じました。
また,私の出生の土星は,アセンダントの直下にあるので,社会との接点として,すごくよく効きます。
ただ,「AかBか」と考えたときは,AでもないBでもないCの道に行くということが,これまで多かったです。
そのあたりも,1ハウス双子座土星と7ハウス射手座海王星がオポジションがもたらす葛藤につながりそうだなと感じます。
最近思うのですが,
双子座は言葉にするサインですが,
その言葉は,理屈が通っているようで通っていない,むしろ,感覚や感性を言葉にしてもっともらしい理屈をくっつけているだけということも多いのではということです。
好き嫌いはある意味二元論です。
感覚だけだと伝わらないから,言葉にして伝えようという側面が双子座にはあると思います。
お向かいの射手座の意味には,学問,法があります。
学問は,二元論では立ち行かないです。
二元的にテーマを立ててみて,二元論を超えて先の知見を得るということもやります。
たとえば,動物の分類として,魚類,両生類,爬虫類,鳥類,哺乳類があります。
これらを分類としてそのまま受け入れるのは双子座的なものの見方だと思います。
射手座の場合は,それらを深く知っていくことで,分類に当てはまらないことが出てきます。
たとえば,爬虫類は卵生,哺乳類は胎生ですが,カモノハシは哺乳類にもかかわらず卵生です。
となるとどこで区切るのか。
こういうことが起こります。
現在進行形なのは,発達障がいと神経多様性でしょう。
昔は,発達障がいという分類が明確にありました。
しかし,現在では,その傾向が濃い,薄いというだけの話で,境界はないという見方が主流になっています。
また,その現れ方も多様です。
どちらがいい悪いではなくて,物事の認識の仕方には,分類して分かりやすくする側面と,深く知って分類を崩していく側面があって,それが相補的に働いているということです。
発達障がいの例でいえば,
発達障がいという概念がない時代
発達障がいの症例が見つかった時代
発達障がいの症例が発達障がいという概念と診断につながっていった時代
新たな発達障がいの発見とともに,発達障がいの概念が変化していく時代
という感じで,
分類←→症例←→概念
がループを描いていくように進んでいるという感じだと思います。
というのを考えたときに,
というのもあるのですが,
1ハウス双子座土星が二項対立的に相手に投げかけてみると
7ハウス射手座海王星が「もっといろいろあるんじゃない?」と返してくる
みたいなところもありそうだ,と感じました。
2025年の動きとしては,
実利への偏重
→心の重要性を再認識
→実利と心の二項対立的傾向の認識(今ココ)
→二項対立を超えてどういう方向へ向かっていくのか(展望)
出生の土星・海王星の傾向として,二項対立的に捉えて,それを崩されて次に行くまでがセットだなーと思いました。
ちなみに,発達の理論も,2つ対になった原理が次の段階を生み出すという,弁証法的なやつが,ピアジェとか,エリクソン(エリク・H・エリクソンの方)が好きですね!
2. アセンダントとMCのミッドポイントが牡羊座0度,冥王星が5ハウス天秤座0度で牡羊ポントにある
今回,質問したきっかけは,出生でミッドポイントと天体が牡羊ポイントにあって,トランジットで海王星(と土星)が牡羊ポイントにあるって,私個人にとって,すごく重要なタイミングじゃないかと思ったことです。
アセンダントとMCのミッドポイントは,社会との接点となる自己,ペルソナ(アセンダント)と社会的到達点,天職,社会的使命,自己実現(MC)とのつながりを示します。
そこに,5ハウス天秤座0度の冥王星が絡んでくるということです。
さらに,アセンダントとMCのミッドポイントと冥王星は牡羊ポイントです。
5ハウス天秤座冥王星を見ていきます。
天秤座は,出生の7ハウス海王星のナチュラルサインなので,対人関係という意味合いで,海王星ともつながりが出てきます。
5ハウスは自己表現,創造性。
私の場合,自己,自己理解,自己表現が重要なテーマですが,対人関係も同じように重要なテーマであることが分かります。
5ハウスの自己表現は,反応してくれる相手を必要とします。
自己表現できる環境と考えることもできると思います。
5ハウスのカスプは乙女座で,自己表現ができる場で分析する,人の役に立つ,自分を完成させていくととらえることができます。
そこからさらに歩を進めていくいくと,天秤座0度の冥王星に出会います。
自分を表現していくことで,人とのかかわりが生まれると見ることもできるし,人生の深い動機に徹底的に触れていく,と見ることもできる気がします。
アセンダントとMCのミッドポイントを,
人生の到達点,自己実現,社会的成功(MC)を見据えて,社会に対してどう自分を打ち出していくか(アセンダント)と捉えるとすると,
そのキーワードは,5ハウス天秤座0度の冥王星で,
暫定的に,
自分を表現していくことで,人とのかかわりが生まれると見ることもできるし,人生の深い動機に徹底的に触れていく
ということにします。
さらに,これらが牡羊ポイントにあるということは,こうした動きによって,周囲に知られやすいということになります。
3月末,海王星が牡羊座に入る直前,家族に深刻な問題が起こりました。
私と母,姉の出生の太陽と月,それから,トランジットの火星とキロンで活動宮のグランドクロスを形成している時期で,後からチャートを見て,こんなことが起こるんだと震えました。
起こったことは,まさに,火星とキロンが象徴するような,身体的にも精神的にも傷つけ合うような状況でした。
今にして思えば,私の家族は心を置き去りにする傾向があります。
その心を置き去りにする傾向がこじれにこじれて,3月末の大惨事が起こったという感じがします。
思えば,子どもの頃から,「私の心は置き去りにされている」ということを手を変え品を変え,表現してきたと思います。
しかし,その訴えに耳を貸してもらえることはなく大人になりました。
私自身は,主に心理関係でキャリアを積んできている間に,家族とはまったく別のところで,私自身の人となりを分かってくれる人と出会いました。
そして,仕事とは別の文脈で(主に魚座海王星時代に)体と心のセルフケアを身につけたことで,葛藤はある程度乗り越えられるようになってきていたと思います。
今回の家族間の問題で,私が奥底で感じていたのは,家族に対して,
やっと私の話を聞いてくれた!
という気もちたっだようです。
私が大事にしていることに反応してくれるか否かというのは,5ハウスのテーマであり,冥王星らしく極限状態で,不屈の意志をもって実現していったということにもなりそうです。
この極限状態はもうイヤなので,「5ハウス天秤座0度の冥王星」を自分のものとして,内面化していく作業を続けていこうと思います。
他の方の回答で,西半球,北半球についての考察があって,5ハウス=西半球,北半球なので,その部分についても,深く考えさせられるところがありました。
別記事にまとめていますので,興味のある方は見てみてください。
3. 水星が11ハウス牡羊座3度で,2ハウス(収入,個人的充足)双子座の支配星
今回は収入アップというテーマもありました。
というか,自分の意識としては,そちらがメインでした。
これは,
出生の水星が11ハウス牡羊座3度で,トランジットの海王星と土星が近づきつつあるというところで見られます。
水星は,2ハウス(収入,個人的充足)双子座の支配星なので,収入というテーマが上がってきたのではないかということでした。
トランジットの海王星,土星によって,出生のテーマがどう動いていったか
- 水星が11ハウス牡羊座3度で,2ハウス(収入,個人的充足)双子座の支配星
- 長期的には本業は細る一方なので,収入を得る方法が欲しいので,アクションを起こす
- 1ハウス双子座土星・7ハウス射手座
- 収入を得る方法をやってみる。
- 長期展望のはずが,目先の利益を得るような方向へ進んでしまい,違和感を感じ始めて,ストップがかる
- AC/MC=冥王星,5ハウス天秤座0度冥王星,牡羊ポイント
- 家族関係で自分の大事なことを聞いてもらえる
- 心が満たされる
- これらをまとめてみると
- おまけ:
今年はいろいろありましたが,そんなに変な方向へは行っていない気がしてきました。
ただ,変化しているのが多方面で,それらがつながっているため,全方位的に見ながらつながりを考えつつ動いていくということがテーマになってきているのだなと。
今年に入って「統合されている感覚」というのをよく感じるのですが,それらを認識として落とし込んでいく,作業も必要になってきているのだなと感じます。
動画を見て,思ったことはまだあるのですが,長くなるので記事を分けます。